みなさんのお宅にはもうロボット掃除機を導入済みでしょうか。
まだ自分で掃除機をかけてる?
床の拭き掃除なんか一回もしたことない?
どうぞご安心ください、今から歴代最高コスパのロボット掃除機をご紹介いたします。
今回紹介させていただくのは、エコバックス(ECOVACS)社の「DEEBOT U2 Pro」です。
DEEBOT U2 Proを購入した経緯
冒頭で煽っておきながらですが、つい先日まで私はロボット掃除機を使ったことがありませんでした。
そんな私が初めてロボット掃除機を使ったのは、Rentio(レンティオ)でルンバ i3+を2週間レンタルした時です。その時のレビューなどは下記の記事にまとめています。
ルンバを2週間レンタルしたことで、ロボット掃除機の進化に遅ればせながら気付くことができ、なんならもっと早くから導入すべきだったと後悔しました。
そこでルンバ i3+のレンタル期間が終了したことを機に、本格的に購入することを検討し、コスパの良いロボット掃除機がないか探していたところ、エコバックス(ECOVACS)社の「DEEBOT U2 Pro」を見つけました。
エコバックス社は、ロボット掃除機ではルンバを製造販売するiRobot社に次いで、世界2位のシェアを誇る中国のロボット機器製造メーカーです。
ここからは、「DEEBOT U2 Pro」のメリットとデメリットを正直に、かつ分かりやすく説明したいと思います。
DEEBOT U2 Proのメリット
まずは、メリットから紹介します。
価格が安い
まず、一番におすすめできるのは、価格が安いことです。
最新機種のロボット掃除機だと、10万円を超えることが当たり前で、高いものだと20万円くらいの代物もあります。
エコバックス社のロボット掃除機の中にも、それくらい値段の高い機種もあるので、懐に余裕のある方はそちらを購入されるのがおすすめです。
「DEEBOT U2 Pro」であれば、現在2022年5月時点で約32,000円で購入可能ですので、「ロボット掃除機って本当にちゃんと掃除してくれるの?」と心配な方でも、そこそこ手が届くお値段かと思います。
ルンバを凌ぐほどの高性能
これはネットのレビューで書かれていることと、私の体感を踏まえてお伝えしたいことですが、エコバックス社のロボット掃除機の方が、ルンバよりも性能は高いと思います。
私がそう感じた点は2つありまして、
1点目は、段差の認識能力です。以前レンタルしたルンバだと、玄関の段差(6cm程度)に毎回侵入してしまって自力で抜け出すことができずエラーになっていましたが、今回購入したエコバックスのロボット掃除機だと、段差を確実に認識して落ちてしまわないように引き返します。
2点目は、家具と障害物の認識能力です。以前レンタルしたルンバだと、家具や壁にぶつかりながら移動するような動きをしていましたが、今回購入したエコバックスのロボット掃除機だと、家具や壁を見つけたら速度を落として優しくタッチするような感じで方向転換をしていました。
※あくまで私の家での検証結果なので、サンプルの1つに過ぎませんが。
水拭きもできて1台2役の活躍
これが一番惹かれたポイントでしたが、「DEEBOT U2 Pro」は吸引掃除だけでなく水拭きまで行えるロボット掃除機です。この吸引と水拭きの1台2役というのは、エコバックス社が販売するロボット掃除機の特長でもあります。
1台で吸引と水拭きが同時に可能なため、吸引掃除用と拭き掃除用のロボットを1台ずつ用意する必要がなく、お金も場所も取りません。
ロボット掃除機本体に取り付けるダストボックスが2つ付属しており、吸引掃除用の「超大容量ダストボックス」と、水拭きを行う際に使う「水タンク付のダストボックス」を付け替えて掃除が可能です。※「水タンク付のダストボックス」でも水を入れなければ、吸引掃除だけをやってくれます。
水タンクの中には本当は水しか入れてはダメみたいですが、私は床拭き用の洗剤「マイペット」を入れて拭き掃除してもらっています。私は壊れるのをある程度覚悟してやっていますので、水以外を入れる場合はご自身の判断でお願いします。
DEEBOT U2 Proのデメリット
ここからは今の時点で気づいたデメリットを挙げていきます。
造りが少し安っぽい
価格が安いので仕方がないのかもしれないですが、少し造りが安っぽいところが見受けられました。
例えば、ダストボックスを開け閉めする部分のツメが固く(乱暴に扱うとツメ自体も小さくて折れそう)、丁寧に開けないと開かなかったり。など
ただ、おそらくエコバックスのロボット掃除機の中でも、もう少し良いグレードの機種であれば、この辺りは解消されている問題なのではないかと予測します。
ゴミ捨て、メンテナンスが必要
あと、当たり前ですがダストボックスに溜まったゴミは捨てる必要があるのと、ダストボックス自体も時々掃除してあげる必要があります。(ダストボックスは丸洗いが可能です。)
ゴミをロボット掃除機本体から吸い上げて紙パックに溜め込んでくれるダストステーション付の機種であれば、この作業はもう少し楽ですが、逆に考えると紙パック代がかかるので、維持コストは高くなります。
手間をかけてお金を取るか、お金をかけて楽を取るかは、みなさんの価値観で選んでいただければと思います。私はお金の方を取ったので手間は惜しみません。(涙)
マッピング機能がない
「DEEBOT U2 Pro」は安価な機種なので、マッピング機能はありません。
高性能なロボット掃除機だとレーザーセンサーやカメラとかで部屋の間取りを認識して、効率良く掃除をすることが可能ですが、それらがないので、何度も同じところを掃除したり、逆に家の全体を掃除せず充電ステーションに帰ってくるときもたまにあります。
ルンバ i3+だと、マッピング機能で掃除した場所を後でアプリから見れるような機能もありましたが、それもありませんので、その辺の面白さはないです。
ただ、私の見ている感じだと、ほぼ毎回家全体を掃除してくれているので、特に気になりません。
もっと広い家とかだと、マッピング機能の効果が発揮できるのではないかと思います。
まとめ
以上が今の時点で分かっているメリットとデメリットですが、いかがでしたでしょうか。
まだ使い始めたばかりなので、もう少し長い間使ってみて、性能劣化や問題が出ないかなどを確認していきたいと思います。
私個人としましては、ルンバ i3+よりも、DEEBOT U2 Proの方がみなさんにおすすめできると思いましたので、気になった方は購入検討してみてはいかがでしょうか。