転職することで天職に巡り合えることはあるのか

working仕事

大学を卒業して2年半ほどが経ったが、未だに自分がいち会社員として働いている姿に違和感を覚えてしまう。

取引先との会議やメールで必要ないくらいクソ丁寧な言葉を選んで会話したり、どうでもいいことを難しそうに説明したりする、その「The 会社員」的なものに自分自身が少しずつ近づいている気がしてならない。(良い意味で大人になっているのかも)

今私は、学生時代に興味を持ったITの分野(システム開発)で働けていることについては、それなりに満足しているし、有難いことに決して安い給料で働かされているというわけではないので、特段の不満はない。

ただ、やはり私は集団での行動が極端に苦手であり、学生時代でも数少ない数人の友達とひっそりと過ごすということをずっと続けてきたおかげか、今となっても、会社の一員としてみんな(と自分)のために働くということができない。

なおかつ、会社員として働く際には、「○✕会社」という会社の看板を感じざるを得ず、その見えない重圧に押しつぶされそうになる自分が時々いる。

それだけの責任があるからこそ、その分の給料がもらえるというのは事実としてあるのだが、そこがどうしても息苦しい。

かと言っても、転職をしたからといってその問題が解消するとは限らない。可能な限り、小規模の会社で働くか、個人個人の責任が少ないような仕事に就く以外は解決方法がない。

「天職」を、その人個人にとって働くことが苦ではなく、一定以上の成果を上げられる仕事と定義すると、私の場合、『働くことが苦ではなくなる瞬間=人と直接関わらなくてよい時』なので、この問題はなかなか解決しそうにない。

安易に転職をしても、天職に巡り合えることはないということだ。

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