会社の決算書を読み解くには6W3Hを使え!

walking_man投資

「別に会社の決算書なんて読みたくねーよ」って思っている人が世の中の大半かもしれないですが、少し待ってください。

多分この記事を読んでいるあなたも、会社という存在とは切っても切れない関係があると思います。

この社会に生きている以上、お金が必要で、お金を稼ぐには会社を経営するか、会社員として会社に勤めている人が大半だと思います。

その内の1人は、紛れもない私自身であり、前々から自分自身が勤める会社の決算資料や、株を保有している会社の決算資料を読んでみようと試みたこともありますが、やはり難解で素人には理解できないものと諦めていました。

6W3Hで読み解く決算書入門

そんな時に手に取ったのが、「6W3Hで読み解く決算書入門」という本でした。

6W3Hというのは、文章構文として使われる「いつ(When)」、「どこで(Where)」、「誰が(Who)」、「誰に(Whom)」、「何を(What)」、「なぜ(Why)」、「どのように(How)」、「いくらで(How much)」、「どのくらい(How many)」という要素で、著者はこれらを決算書に当てはめて理解する方法を解説してくれます。

6W3Hのフレームワークを利用することで、「ぬけ、もれ」がなく、物事を整理することができると筆者は述べています。

会社の決算書(正確には財務諸表)には、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書、株式資本変動計算書、製造原価報告書の全部で5種類あります。その内主要な財務諸表である、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書について、本書で説明されています。

会社ごとの経営比較をされる際によく取り上げられる、「現金が多い会社」や「借金が多い会社」、「自己資本比率が高い会社」が果たして良いor悪いどちらなのかという論点にも触れられており、実践的な財務諸表の見方を学ぶことができます。

まとめ

今まで一度も会計に触れたことがない人にとっては、これ以上ないくらいにわかりやすいと思うので、ぜひ一度手に取っていただきたいです。

本書を読んだ後、まずは自分の勤めている会社や身近な会社の決算書から見てみると面白いですよ。
(取締役の給与が分かったり。。)

タイトルとURLをコピーしました